【目次】

 

Debian 4.0(etch)に、Java Development Kit をインストールする

前準備

Debian GNU/Linux には、Javaプログラム開発を完全にフリーな環境で実現させるためのパッケージとして

free-java-sdk

があるが、日本語環境での問題点など使い込めていないので、Sun Microsystemsの

Java(TM) 2 Platform Standard Edition Development Kit 5.0

をインストールする。

 Debianのパッケージを管理するAPTのデフォルト設定では、ダウンロードするパッケージのレベルが、

/etc/apt/sources.list

中で、以下のように設定されている。

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main

SunのJDKは、non-freeパッケージなので、この部分を以下のように変更する。
尚、今後のために、contribレベルパッケージのインストールも可能なように設定する。

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free

これで、JDKのインストールが可能になる。
 確認のため、以下のコマンドを実行することにより、JDKが検索される。

# aptitude search sun-java


検索結果:

i A sun-java5-bin    - Sun Java(TM) Runtime Environment (JRE) 5.0 (architecture dependent files)
i A sun-java5-demo  - Sun Java(TM) Development Kit (JDK) 5.0 demos and examples
p   sun-java5-doc    - Sun JDK(TM) Documention -- integration installer
p   sun-java5-fonts  - Lucida TrueType fonts (from the Sun JRE)
i   sun-java5-jdk    - Sun Java(TM) Development Kit (JDK) 5.0
i A sun-java5-jre    - Sun Java(TM) Runtime Environment (JRE) 5.0 (architecture independent files)
p   sun-java5-plugin - The Java(TM) Plug-in, Java SE 5.0
p   sun-java5-source - Sun Java(TM) Development Kit (JDK) 5.0 source files

JDK5のインストール

JDKをダウンロードしてインストールするための準備が整ったので、以下のコマンドを実行する。

# aptitude install sun-java5-jdk

JDKのインストールでは、次の依存パッケージ群もインストールされる。

sun-java5-binでは、"Oparating System Distributor License for Java(DLJ) V.1.1"に同意するかどうかを聞かれるので、<はい>で同意する。
<いいえ>を選択して同意しない場合は、インストールが無効になる。

また、java-commonのインストール時には、DebianをインストールしたときのオンラインインストールCD、またはDVDを要求されるので手元に準備が必要である。

gsfonts-x11
java-common
libltdl3
odbcinst1debian1
sun-java5-bin
sun-java5-demo
sun-java5-jdk
sun-java5-jre
unixodbc

警告は出るがインストールされる、gsfonts-x11

JDKは、gsfonts-x11を依存パッケージとしてインストールしようとするが、以下のような警告を受けてしまう。

gsfonts-x11 (0.20) を設定しています ...
warning: /usr/lib/X11/fonts/Type1 does not exist or is not a directory

この問題は、X Window SystemがDebian GNU/LinuxはXFree86からX.Orgへ移行しているのだが、JDKは移行してしていないという事情によると考えられる。

そこで、gsfonts-x11がどこにインストールされたのかを少し追跡してみる。

~$ aptitude search gsfonts
i A gsfonts                - Fonts for the Ghostscript interpreter(s)
p   gsfonts-other          - Additional fonts for the ghostscript interpreter
p   gsfonts-wadalab-common - Japanese symbol fonts for the ghostscript interpreter
p   gsfonts-wadalab-gothic - Japanese gothic fonts for the ghostscript interpreter
p   gsfonts-wadalab-mincho - Japanese mincho fonts for the ghostscript interpreter
i A gsfonts-x11            - Make Ghostscript fonts available to X11

上記コマンドの実行結果の最終行に、gsfonts-x11が依存パッケージとしてインストールされていることが記されている。

では警告のようにX.Org移行前のディレクトリが存在しないのなら、どこにインストールされたのだろうか? もう少し調べてみよう。

そこで、<locate>コマンドにより、gsfonts-x11の所在を探ってみると

~$ locate gsfonts-x11
/etc/X11/fonts/Type1/gsfonts-x11.alias
/etc/X11/fonts/Type1/gsfonts-x11.scale
/usr/share/doc/gsfonts-x11
/usr/share/doc/gsfonts-x11/changelog.gz
/usr/share/doc/gsfonts-x11/copyright
/usr/share/doc/gsfonts-x11/README
/var/lib/dpkg/info/gsfonts-x11.conffiles
/var/lib/dpkg/info/gsfonts-x11.list
/var/lib/dpkg/info/gsfonts-x11.md5sums
/var/lib/dpkg/info/gsfonts-x11.postinst
/var/lib/dpkg/info/gsfonts-x11.postrm
/var/lib/dpkg/info/gsfonts-x11.preinst

gsfonts-x11.listを見てみると、フォントは

/usr/share/fonts/X11/Type1

ドキュメントは

/usr/share/doc/gsfonts-x11

プロパティーは

/etc/X11/fonts/Type1

という具合にインストールされていた。

Virtual PC 2007に、Debian 4.0r1(etch)をインストールする

普段は開発用のLinux PCで作業しているが、日常業務はWindowsを使っていて、ちょっとした関数のLinux上の動作やコンフィグレーション用のファイルの確認などを、Windows上でちょこちょこっと出来れば便利なんだがな〜(@__@)
そんなときのために、Microsoft社純正(?)の仮想マシン<Virtual PC 2007>をインストールして使ってみました。
 

Debian インストールの準備

Virtual PC 2007のインストール〜バーチャルマシンの作成〜各種設定

  1. Virtual PC 2007のダウンロード
    32ビットOS用の<setup.exe/30.4 MB>と64ビットOS用の<setup.exe/30.5 MB>があるのでOSにあわせて以下よりダウンロードします。(2007.11.26現在リンクは生きています)
     http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=04D26402-3199-48A3-AFA2-2DC0B40A73B6#filelist  
  2. Virtual PC 2007のインストール
    ダウンロードした、<setup.exe>を実行します。インストールディレクトリは、自由に設定できます。

    WS000005.JPG

    変更ボタンをクリックして、例えば以下のように設定します。

    WS000004.JPG

    インストールボタンをクリックすれば、インストール完了です。

    WS000006.JPG

  3. バーチャルマシンの作成

Debian GNU/Linux 4.0r1(etch)のインストール

  1. Debianのサイトから、インストールDVD-1をダウンロード
    ネットワークインストールCD+ミラーでは時間がかかりすぎるので、インストールDVDの
    No.1を以下からダウンロードする。(No1.だけで当面OK)
     http://cdimage.debian.org/debian-cd/4.0_r1/i386/iso-dvd/
     
  2. DVDのISOイメージを仮想ドライブ化する
    VirtualPCの「CDイメージのキャプチャ」では、DVDのISOイメージはうまく動かないので、
    deamonToolsやその他のCD/DVD仮想ドライブ作成ソフトで仮想ドライブを作成する
     
  3. オフラインでDVDからインストール(ただしセキュリティーサイトは除く)
  4. <ミラーサイトの変更>

マルチブート用のLinuxパーティションを使って、coLinuxを起動する

Windows XP Professional SP2のXサーバは、Xmingを使う

[smile] WinPcapのインストール~

WindowsマシンのIPアドレスをローカル固定の、<192.168.0.10>にしたいので、TAPによるブリッジではなく(TAPブリッジの場合はIPアドレスを固定できない)WinPcapによる接続を使うので、WinPcapをインストールする

[smile] マルチブート用に<Debian 4.0(etch)-r2>をインストール

  1. Debianのインストールパーティションは基本ではなく論理パーティションで切る
  2. スワップは直前にこれも論理で切る
  3. GRUBはWindowsのMBRではなく、上記パーティションのMBRに書込むようにインストール時に設定する
    そのためには、Debianのインストール時に作成する上記パーティションのデバイス名を必ず控えておくこと(例:/dev/hda8)
    [bigsmile]後でcoLinuxの設定ファイルで指定するWindowsのドライブ番号とは一致しないこともある(hda8<-)
  4. ネットワークの設定
    WindowsのIPアドレスとかぶらないように/etc/hostsを設定する
    192.168.0.20 localhost
  5. ログイン画面の設定変更
    メニューから「システム管理」->「ログイン画面」を選択~
    「リモート」タブをクリックして、「スタイル」で「簡易型」を選択~

[smile] coLinuxのインストール~

以下のサイトからWindowsインストーラをダウンロード
 http://www.henrynestler.com/colinux/releases/0.7.2/

coLinux version 0.7.2 (Build 20080118)
Kernel: 2.6.22, gcc: 4.1.2

(2008.02.23現在のバージョン)

 

[smile] Xmingのインストール~

以下のサイトからXming(6.9.0.31)とXming-fonts(7.3.0.11)をダウンロードしてインストール
 http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=156984
(2008.02.23現在のバージョン)

 

[smile] coLinuxの設定~

  1. debian.confの作成
    kernel=vmlinux
    cobd0="\Device\HarddiskVolume6"
                           ^^^^^^^ この番号はWindowsが認識しているパーティション番号
    cobd1="\Device\HarddiskVolume5"
                           ^^^^^^^ Linuxの認識しているiノードNo.ではない
    root=/dev/cobd0
    ro
    initrd=initrd.gz
    mem=256
    eth0=pcap-bridge,"Local Area Connection",,
                      ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
             "ローカルエリア接続"、などの日本語は認識されないので、
             接続名は英語表記に変更しておき、その名前を書く("LAN1"でも何でもよい)
     

[smile] ネイティブLinuxのcoLinux用の設定

  1. coLinux用のiノードの作成
    # mknod /dev/cobd0 b 117 0
    # mknod /dev/cobd1 b 117 1
  2. /etc/fstabの編集 coLinux環境・ネーティブ環境共用タイプ用に/etc/fstabの最後に以下の1行を追加
    /dev/cobd0 / ext3 defaults 0 0
    /dev/cobd1 swap swap defaults 0 0
  3. coLinux環境用カーネルモジュールの取り込み
    coLinuxをインストールしたフォルダにある、<vmlinux-modules.tar.gz>を、USBメモリなどにコピーして、ルートディレクトリにコピー
    # tar zxvf vmlinux-modules.tar.gz
    # mv ~/lib/modules/2.6.22-co-0.7.2 /lib/modules
    # ls /lib/modules で下記が表示される
    2.6.18-0vl6
    2.6.22-co-0.7.2
     

coLinux起動用のバッチファイル(debian.bat)

colinux-daemon @debian.conf

Last-modified: 2011-12-08 (木) 17:13:01 (2119d)